社会福祉法人 大台町社会福祉協議会

　令和３年１２月３日（金）～４日（土）の２日間、津市の芸能総合文化センターにおいて「令和３年度三重県障がい者芸術文化祭」が開催されました。

　障がい者の芸術文化活動の活性化を図り障がい者の自立と地域社会への参画を推進することをめざして開催されており、絵画や写真、俳句やステージ発表など様々な作品が出展されています。

　大台町障害者福祉会からも会員である瀬川令子さんと下村好子さんが俳句を出展され、受賞されましたので作品や講評をご紹介させて頂きます。

　〇瀬川令子さん作品（三重県議会議長賞を受賞）

　『初夢や　あれれれ　ワタシ走れてる』

【講評】
　初夢で走っているワタシ。走れているワタシ。正夢であったらどんなにか素晴らしいだろうに。中七の”あれれれ”が、とても独自性があって、素晴らしい内容となりました。

〇下村好子さん作品（津市長賞を受賞）

　『軒の下　つばめと話す　母の声』　　

【講評】
　私たち人間にとって、鳥や獣の声が理解出来たらどんなにか楽しいことでしょうね。もしかしたら、母には判るのかも知れませんね。母のやさしさは、全ての物に通じるのではないだろうか。

　受賞されましたお二人に心からお祝い申し上げます。おめでとうございます。